2011年(平成23年)から予備試験が始まる

2011年(平成23年)から予備試験が始まる

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2006年より始まった新司法試験の受験資格を得るためには、「法科大学院」を卒業する必要がありました。

しかし、実際のところ、法科大学院へ進学するためには、時間的にも金銭的にも高い壁ではありました。

そのため、2011年より法科大学院へ進学しなくても、司法試験の受験資格が得られるための『予備試験』が始まりました。

予備試験とは

予備試験に合格すると、法科大学院を卒業しなくても、法科大学院修了程度の力があると認定され、司法試験を受験する資格を得られるというものです。

予備試験に合格すると、その翌年の4月1日から5年経過するまでの間に、3回司法試験を受験することが出来ます。これは法科大学院修了者と同じ条件ということになります。

問題点

2006年から2011年までの間は、司法試験を受験するためには法科大学院へ進学しなければいけなかったわけですが、その間、会社を辞め、高い学費を払って法科大学院へ進学した人が多数いました。

そういった人たちに対して、何らかの処置があっても良さそうな気がします。


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