私の知っている今までの大学とは異なる

私の知っている今までの大学とは異なる

※記事内には広告が含まれています。 法科大学院は、私の知っている大学の雰囲気とは異なるものでした。人によって違いますが、大学というのはある程度授業に出席し、レポートをまとめ、試験に合格すると単位がもらえ、それを積み重ねることにより、卒業ができるものでした。また、そんなに一生懸命勉強をしなくても、進級できないとか卒業できないとかいうことはありません。

しかし、法科大学院ではそれは通用しません。

大学院に入学してすぐに分かりました。今までの大学のイメージと同じにし、生活をしていたのでは間違いなくついていけないと。当然です。法科大学院は弁護士や検察官、裁判官になるための大学院です。人の人生を大きく左右する仕事に就くための大学院です。そう簡単に単位が取れるわけがありません。

また、一緒に入学してきた人たちの半数近くが新卒でない人でした。つまり、私のように仕事をしていて辞めて臨んでいるのです。安定した生活を捨て、自分の夢を実現させようと入学してきているのです。相当の覚悟です。

そんな覚悟を決めた人たちの中に、覚悟を決めた私がいました。

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